【やってみた】ジャガイモの芽挿し栽培
現代農業に載っていた画期的なジャガイモの栽培方法、“ジャガ芽挿し栽培”をやってみました。
現代農業2016年5月号で出たものだと思います。
ジャガ芽挿し栽培とは
ジャガ芽挿し栽培とは、種芋から出る複数の芽を種芋からハズし、芽のみを畑に植え付ける栽培方法です。
1度芽出しした種芋でも再度植え付ければ再び芽が出る為、お財布に優しい栽培方法と言えます。
ジャガ芽挿し栽培やってみた
芽出し
3月の上旬、ハウス内に適度な深さの溝を作り種芋(キタアカリ)を植えました。ハウス内と言えど、外は氷点下になる事もあり出てきたジャガ芽が枯れることも……。この時期寒冷紗必須です。
掘り上げ
4月の上旬。種芋植え付けから1ヶ月程度。
一つの種芋から大体6つほど芽が出ました。
生育旺盛な芽にはこの時点で新しいジャガイモの子供が……!(芋ができ始めてから芽を動かすのは良くないと思われるので、程よい大きさで掘り上げた方がいいかもしれません。)
種芋は別の場所に再度植えてそのまま栽培することにしました。
芽挿し
ハズしたジャガ芽を株間15cm前後の密植にし、深植えにします。
芋が緑化しないよう後に1度土寄せします。
収穫
芽挿しから2ヶ月後の短期間での収穫となります。
本来花が咲き、葉が黄化した頃収穫するはずのジャガイモが、ジャガ芽挿しだと花は咲かず、黄化せず収穫となります。(現代農業には黄化した頃収穫と書いてあった気がしますが。)
なかなか良いジャガイモが採れたと思います。
ただ、ツルを引っ張っても実がついて来ないので、手で掘ってあげる必要がありました。
普通の手袋だと土を掘るのも一苦労なのでガーデニンググローブの購入をオススメします。
500g150円~少量ですが販売しています。
まとめ
他にも、大きさが揃う。クズ芋が少ない。雑草が旺盛になる前に収穫出来る。等のメリットがあるようですが、これに関しては全く感じませんでした。(オイ)
とにかく農家のサイフに優しい!これに尽きます~!