【ハウス栽培】ブロッコリーを5月に収穫する方法とコツ

どうもこんにちは、都です。
家庭菜園からランクアップしたい方、農業収入を上げたい方向けの、プロが行う、時期をズラして栽培するための方法を紹介する記事になります。
第一弾はこちら▼
5月収穫のブロッコリー
関東で5月に出回るブロッコリーのほとんどがハウスで栽培されています。
細かく分類すると5月上旬~20日頃までがハウス栽培のピークで、それ以降は露地で栽培されています。
農業では露地栽培の野菜が出回る頃には需要より供給が勝ってしまうことがあるので、なるべく露地物が出荷される前に販売を終わらせたいのです。
目次
- ブロッコリーの苗作り
- ハウスで栽培する方法
- 露地で栽培する方法
- 殺虫剤を使いこなす
ブロッコリーの苗作り
この時期のブロッコリーの苗作りはこだわって行う必要があり、苗の出来次第では、寒さで真っ白になって枯れてしまう場合もあります。
5月にブロッコリーを栽培するには、1月の下旬には種をまいておく必要があります。
寒い時期なので踏み込み温床や電熱線なのど保温施設があることが理想ですが、無い場合はハウス内にトンネルを設置するだけでも芽出し~育苗までを行うことができます。
スーパーセル苗にする
スーパーセル苗とは別名超老化苗と呼ばれます。農業で老化苗を使うというのはその後の生育を考えればご法度ですが、キャベツやブロッコリーだけはその限りではありません。夏の暑さにも強く、寒さにあたっても枯れない強い苗になります。
スーパーセル苗にするためには、育苗期間を長くとります。芽が出て苗が安定してきたら早めに肥料が切れるよう灌水量を増やしましょう。
しばらくすると子葉が黄色や赤に変わって軸から勝手に落ちはじめ、それが繰り替えされると強く太い軸の苗が出来上がります。
寒い時期で成長が遅いため、中途半端なスーパーセル苗になってしまうかもしれませんが後の生育に問題はないと思います。
この時期向き品種はピクセルです▼
低温順化させる
もし、スーパーセル化できなくても、低温順化だけはしておく必要があります。
育苗させていた場所より気温の低い環境にしていきます。
ハウス内トンネルでの育苗ならトンネルを外してしまうのが良いでしょう。不安な場合は不織布をかけておくといいでしょう。
植え付けの10日前には低温順化を開始して、植えつける頃には葉にアントシアニンが発生して赤みがかっているのが理想です。
ハウスで栽培する
ハウス栽培の苗の植え付け時期は3月上旬です。
寒さ対策に、溝を作って溝底植えにすると保温効果があります。
植え付けたら不織布をべたがけして、ある程度の大きさになったら外します。
この時期、ハウスを持っている人しか生産者がいないので1つ200円~150円で販売しても飛ぶように売れることもあります。
露地で栽培する
露地栽培での植え付け時期は3月20日頃です。
それより早いと枯れてしまうか全く成長しないかのどちらかになってしまうと思います。
植え付け方法はハウス栽培と同じで、霜対策に不織布もかけておきます。
これで露地でも少し早く出荷することが出来るようになります。が、栽培が難しくない為生産者も多く、直売所がブロッコリーであふれかえってしまうことも少なくありません。ただし、単価は130円~ぐらいと、そこそこの値段で売れます。
露地栽培だけどもう少し高く売りたいなという場合は、ビニールトンネル&不織布を使えば作れないこともないと思います。
殺虫剤を使いこなす
病気には強いので、虫対策を徹底して行いましょう。
生産者の名前の出てしまう直売所出荷では、虫がついていると次も買ってくれる保障がありません。
生育初期はまだ虫の少ない時期ですが、コナガなどの雑食性の幼虫に食い荒らされてしまうこともあるので殺虫剤を予防的に散布しておきましょう。
▼幼虫類にはアファーム
適用作物が多く 収穫の3日前まで使えるので重宝します。
収穫期に入るとモンシロチョウが飛来してどうやってもアオムシがついてしまいます。ブロッコリーの中に入られると気づかず出荷してしまうのでそんな時は収穫前日まで使える殺虫剤を用意しておきましょう。
▼ディアナSC
2回までしか使えないので散布時期の見極めが大事です。
まとめ
今年で2回目のブロッコリー栽培でした。
スーパーセル苗は寒さに強いですが、生育に遅れが出るのかもしれないのでもう少し早く植えつけても案外平気なのかなと思います。
丁度田植えで忙しいGW直後から収穫できたので、作業分散できてよかったです。
4月下旬から収穫できればもっと高く売れるのだけど。。。