ゆる農ライフ

with農をテーマに生きる日々。雑記。

【ホームハイポニカ】水耕栽培装置を自作する方法

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どうもこんにちは、都です。

今回は水耕栽培に特化したホームハイポニカ水耕栽培装置の情報から、自作の水耕栽培装置の作り方を考えてみたいと思います。

 

水耕栽培とは?

水耕栽培とは土を使わないで栽培する方法です。

水耕栽培のメリットとしては、

  •  連作障害がない

土に接していない分、病気にかかりにくいのは勿論のこと、水を交換するだけなので連作障害を気にすることなく何回でも同じ野菜が作れます。

  • 成長スピードが早い

土という障害物がない分、肥料を効率的に吸収する事が出来ます。

 

 

 

ホームハイポニカ水耕栽培装置

 

 一般向けにホームハイポニカが販売してる水耕栽培装置がこちらです。

リーズナブルな価格で水耕栽培を楽しみたい方は、ホームハイポニカぷくぷくがオススメです。

実のなる野菜専用の水耕栽培キットです。室内で栽培できる省スペース設計なのでコンセントの近くならどこでも栽培できるスグレモノで、水耕栽培の為毎日水遣りを行う必要もありません。

 

 

もう少しオシャレに水耕栽培を楽しみたい方はこちらのホームハイポニカ601、果菜ちゃんがオススメです。

少しお値段が張りますが、ホームハイポニカぷくぷくより溶液層が広がったことで根が充実し、地上部の成長も促進され、収穫できる果実の数もグッと増えます。

 

  

2つの水耕栽培装置を紹介しましたが、値段の違いからか、内部構造も若干変わっています。

まず、ホームハイポニカぷくぷくは溶液層と根の層が簡単にしか別れていないため、実質一層型だと思われます。一層型ということは、根の増え方次第ではエアレーションを行っても溶液がうまく循環しなくなる可能性があり、循環しなくなると成長も悪くなり、最後は根の増えるスペースがなくなるということも考えられます。

 

逆にホームハイポニカ601は、完全な二層構造なので上記のような心配はありません。

栽培層と溶液層の溶液を循環させるさめ、液肥の成分吸収が偏りも抑えられているのではないでしょうか。

しかし値段が1万5000円と趣味で栽培するには少し高いかなぁと思わなくもありません。

 

水耕栽培装置を自作する

ホームハイポニカ601の二層構造で同じようなものを自作する方法を考えてみました。

溶液層、栽培層共に日光があたらないようにする素材を選ぶ必要があります。

電源装置までは自作できないので、ホームハイポニカ専用の機材を使います。

使う材料はこちら

 

  • 溶液層用10ℓ以の発砲スチロール箱
  • 栽培層用の浅めの発泡スチロール箱
  • ホームハイポニカ専用の循環装置(循環ポンプ&空気混入機)
  • 塩ビ管

ホームハイポニカ専用機材を使っているため、発泡スチロールの大きさは空気混入機のサイズに合うように購入したほうが間違いないでしょう。

 

 水耕栽培装置の作り方

 

溶液層になる発泡スチロールに栽培層用の発泡スチロールを重ねて使います。

溶液層の蓋は取り外して栽培層を重ねた方が水漏れなく安心です。

 

栽培層の底部分に水を循環させるための穴を二つあけます。

根っこが溶液層に進入しないよう、穴は購入した塩ビ管がぴったりはまるサイズにしましょう。塩ビ管の長さは栽培層の半分くらいが良いと思います。

もう一つ、空気混入機の穴をあけます。発泡スチロールなので少し小さめに穴をあけてもねじ込めるはずです。

▼空気混入給液排出部

 

 

栽培層の蓋にも穴を4つあけます。

1つは中心の植え付け穴ですが、種をスポンジにまく場合はスポンジが落ちないサイズにするのがいいと思います。

空気混入機の穴は2つあける必要があります。位置取りをしっかりしてあけましょう。また大きく開けすぎた場合は粘土などで塞げば問題ないです。

最後の1つは給液用の穴です。液体を入れやすいサイズの穴をあけましょう。

 

ホームハイポニカ601には溶液残量を示すウキが付属していますが、こちらも付属品が販売されているのでお好みで使用してください。

 

 

 

 液肥の使い方

ホームハイポニカ液肥はA液とB液に分かれており、500倍に薄めて使います。

水500mlならA液1ml、B液1mlをよくまぜて使います。

水10ℓならどちらも20ml混和して使う計算になります。

 

 

まとめ

理論上なこんな感じになります。

二層構造にしないのであれば専用のポンプ、又はアクアリウム用のポンプでも栽培できると思います。

発泡スチロールはスーパーなどでも手に入れることが出来るためかかる金額はホームハイポニカ601の3分の1の5000円ほどになります。

 

ちなみに電力いらずで外でも出来る水耕栽培ではこちらがおすすめです。

 

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