農と生きる

with農をテーマに生きる日々。雑記。

【富士登山】怠惰女がご来光を拝みます【1泊2日】

 

こんにちは、農家の都です。

 

私ごとですが、毎年1つだけ普段しない新しいことにチャレンジすると決めております。

何故今回富士登山になったのか記憶がありませんが、過去に行った台湾旅行、WWOOF風のファームステイも何故そう決めたのか記憶にありません。

多分人生そんなものです。適当でいいんです。

 

今回、体力も筋力もなく農家なのに農家っぽくない、むしろ引きこもりの生態をしている私が一生に一度の事だろうからと気力のみで富士山に挑んだ2日間を記録に残しておきたいと思います。

同じく体力に自信がないのに気力だけで登ろうとしているそこのあなた、参考にしてくださいね(トレーニングはした方がいいよ!)

ちなみに登山中にカメラを紛失したので写真はありません。

 

ツアー行程

今回ツアーだったので行程はツアー会社が決めたものです。

 

朝関東発→11時ごろ富士山5合目到着→13時頃登山開始→17時本7合目山小屋到着・仮眠→22時出発→朝5時登頂・ご来光→6時下山開始→10時5合目下山終了→温泉→18時帰宅

 

睡眠時間がほとんどない事に気づいたのは申し込んでからでした。

 

5合目~本7号目まで

ガイドさんと同じツアーのお客さんと5合目を出発しました。

1度下りがあり、その後本格的に登りになりますが、この下りが富士登山の最後の地獄になると横を通り過ぎる下りの人たちの顔を見て感じ取りました。

気温20℃の少し肌寒いくらいの快適な陽気の中、ゼハゼハの汗だくのヤングなお兄さんは異質物と同じです。

 

また、馬が人を乗せて下ってきたりもします。ぱかぱかのウヒウヒのでかい馬です。

馬の尻の皮がコードバンなんだよね~~

なんて会話をしつつ、尻から零れ落ちた芳しいあいつを前を歩いていた女性が踏んだのをしっかり両の目がおさえました。

 

5合目~6号目まではサクサクと進みます。

7合目に近づくにつれ飛ばすと息切れし始めましたが山小屋渋滞が起きはじめてほとんど進まなくなります。

また霧も濃かったので下も上も見えません。

私が泊まった山小屋は他の山小屋より上のほうだったので、見えてきた建物が自分の泊まる山小屋ではないことに何度も落胆したのを覚えています。

こまででツアー客の何名かは脱落しています。

 

 

山小屋

登山開始から5時間弱、やっとのことで山小屋に到着しました。

山小屋では早めの夕飯を頂きました。

出てきたカレーはおかわり無料で食べ放題ということで、皆ここぞとばかりにおかわりします。

山小屋スタッフは皿の空いたお客さんに手際よくおかわりの注文をとりにきてとても好感が持てますが、ゆっくり食べていると次の客が来るから早く食べ終われ視線をこちらに向けてくるので注意が必要です。

寝室は雑魚寝同然で隣の人と肩が触れ合うくらいに押し込められます。

一見どこかでみたことのある収容所のようですが、しっかりアリさんが布団の上を闊歩し、ガガンボが舞っているのでやっぱり収容所のようです。

4.5時間の睡眠しか許さず、ツアー客を真夜中のアラスカへ放出します。

 

7合目出発

夜の11時ごろ、普段なら布団に入って寝ようかという時間ですが、この時間に出発しないとご来光に間に合いません。

登り始めは岩場で、上に行くほど砂利道のようになっていきます。

予想を遥かに上回る渋滞で、静止した状態で夜風をまともに浴びることになりました。

気温は5℃前後で真冬の寒さです。

休憩に一旦動きを休めれば体の芯にまで寒さで動けなくなりそうでした。

 

しかしデカイ外人、いやbig guysは短パンで生足を贅沢にも露出しています。

彼らはとても寒い思いをしていたでしょうが私の心はとてもホットだったよ、とここで言っておきたいと思います。

 

 

しかし外人の生足だけでは登頂は出来ません。

上にいくにつれて吐き気と頭痛に悩まされました。

高山病だったのでしょうか、この辺の記憶がほとんどありません。

ツアー客中で唯一ゼハゼハヒィヒィ喉を鳴らして登ってました。

滑稽ですが仕方ありません。

渋滞を考えれば辛くても途中で下山するという選択肢はありませんでした。

行きも帰りも地獄なのです。

 

このスピードではご来光に間に合わないからと、背負っていたバッグを有難いことに奪われました。

 

 登頂

なんとか登頂しご来光にも間に合いましたが、山頂の岩陰でふて寝したのでご来光を拝むことはありませんでした。

そしてなぜか悲しくて包まっていたエマージェンシーシートの中で少し泣きました。

エマージェンシーシートの中は全く暖かくなく、持って行ったのをすごく後悔しましたが、中から周りが透けて見える構造になっていることを発見したのでハレンチな何かに役立つことを期待しています。

 

下山

 登りは2日に分かれているのに、下山は半日で行われます。

登りとは別ルートで下山します。

基本じゃりの坂道です。

一体いつまで続くのか、といった感じで、もはや意味がわかりません。

いつまで己のつま先は機能するか、いつまでこの地獄は続くのか。

 

7合目からはお金を払えば馬(1万5千)で降りることが出来ますが、その上だとブルドーザー(5万)になってしまうということで自力で降りる以外に選択肢はありません。

なにせ所持金が2千円だったのです。山の物価を侮ってはいけません。

 

途中、知らない女性に大丈夫?と声をかけられました。

スキーのように斜めにジグザグに降りるといいよ、との事でした。

マジ卍。

 

 まとめ

素人は昼間にマイペースに登頂を目指すべきです。

 

年1の普段しない新しい事チャレンジ、来年は(問題がなければ)ニュージーランドでWWOOFの予定です。