【とにかく安い】サンホープ潅水用スクリーンフィルター使ってみた
こんにちは、農家の都です。
農家は主に地下水を使って潅水しますが、地下水には砂やゴミが含まれていて、散水チューブやマイクロチューブを詰まらせてしまいます。
自作の灌水システムでは、ストレーナ(ゴミ取り)付きコネクタを使用していましたが思っていたよりゴミが多くてすぐ詰まってしまいました。
今回これを改善するためにスクリーンフィルターを買ってみたのでレビューしようと思います。
▼自作の灌水システムはこちら
スクリーンフィルターとは
スクリーンフィルターとは、円筒の内蔵したスクリーンに水を通すことでゴミを取り除くものです。
主なスクリーンフィルターの特徴は、
- 合成樹脂で農薬や肥料による腐食に強い
- 圧力損失が少ない
- フィルターはステンレスメッシュで手入れが簡単
- 用途に合わせてメッシュサイズの変更が可能
- 他のフィルターに比べて安く、導入しやすい
同じようなものにディスクフィルターがありますが、フィルター構造が違い、スクリーンフィルターより大量のゴミを取り除きますがその分値段も高いです。
スクリーンフィルターをディスクフィルターのプレフィルターとして設置する場合もあります。
メッシュサイズ
選べる主なメッシュサイズ
- 60♯…荒い砂
- 80♯…砂
- 120♯…細かい砂
- 150♯…非常に細かい砂
マイクロスプリンクラー、スプレーには80♯を、灌水チューブや点滴灌水には120♯以降を使用します。
目が細かくなるにつれて詰まりやすく、また壊れ易くなります。
サンホープAKY-385
サンホープでは現在AKシリーズから4つのモデルが出ています。
モデルによって取り付け口径や流量が変わります。
▼カタログ
http://www.sunhope.com/wp/wp-content/uploads/2016/03/screen-filter.pdf
AKY-385の特徴
- 取り付け口径25ｍｍ/30ｍｍ
- 最大流量133ℓ/分
- 圧力損失（80#使用）0.025
- 最大使用圧力0.6MPa
- ろ過面積180cm
| サンホープ スクリーンフィルターAKY385 25mm AKY38525-120 |
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レビュー
良かった点
ストレーナ(ゴミ取り)付きコネクタを使用していた時より水の流れがスムーズになりました。
悪かった点
思ったよりゴミが多く、１週間程度で完全に水が出なくなってしまいました。
排出コックを使っても詰まったゴミが排出されないのでメッシュを取り出して洗浄する必要があり、頻繁にお手入れする必要があると感じました。
まとめ
お手入れのめんどくささは感じつつも、以前より水やりがスムーズになったので、値段の安さもあり、とりあえず満足しています。
半自動洗浄スクリーンフィルター
めんどくさいお手入れが簡単に済むスクリーンフィルターがありました。
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中をあけてフィルターを取り出す必要のないスクリーンフィルターです。
くるくるするだけで汚れがとれてくれるなんてサンホープさんもいい商品を作ったものだ…と思ったんですが、お値段なんと約8万…。
ディスクフィルターだって買えてしまうお値段なのですが、ろ過能力的にはAKシリーズと変わらない気がします。
時は金なりという言葉もあるので、お手入れにいちいち時間かけたくないよって方は、長い目で見るとこちらの購入を考えてもいいかもしれません。
